■製作コンセプト
「主催者逆縛り」ということでエアブラシを封印され筆塗りとなりました。
やったことのない筆塗りを普通にやっても意味がないと考え、下地に缶の白サフを吹いた後、4〜5倍に薄めたアクリル塗料で薄く淡く、水墨画や水彩画をイメージしてやってみました。
■改造点
各面を面出し。
腹部後ハメ加工。
肩部後ハメ加工。
胸部横、金属部品に置き換え。
バックパック上部ディティールアップ。
その他、ディティールアップ。
■塗装
1200番缶サフ → 缶ホワイトサフ → 各色アクリル塗料筆塗り → ラッカー系缶つや消し
■総括
コンセプトとしての淡く水彩画をイメージした塗装については完全に企画倒れ。
下地が塗料を吸わないため、紙の上に描く水彩画のような再現は出来ず、単なる下手な筆塗りで終わってしまいました。
ふくらはぎの部分、バーニアを後ハメ加工にしたのですが、肝心のバーニアを紛失、無くすくらいなら後ハメ加工なんかすんなと言いたい。
企画倒れ&手抜きで非常にお粗末な量産型ガンキャノンとなってしまいましたが、キット自体は割りと良い出来だと思われます。
ボディバランス、ディティール共に良く再現されていました。
しかし、しっかりディティールアップをしようとすると、例えば肩装甲のブチ穴を開口しようとするとダボが邪魔になったり、腰アーマーの装甲の薄さを修正しようとすると大工事になるなど、苦労するかもしれません。
軽くライトに楽しむことをお勧めします。
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